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『WIRED』日本版が選ぶ未来を再生する企業に、Retocosが選ばれました

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WIRED(ワイアード)は、未来をプロトタイプするテックカルチャー・メディアとしてアメリカ合衆国西海岸のサンフランシスコで1993年に創刊されました。現在はアメリカ合衆国のほかに日本など6カ国/地域で発行され、テクノロジー、ビジネス、カルチャー、ライフスタイルなど幅広い分野でオンラインメディア、雑誌事業などを展開しています。

そのような世界で最も影響力のあるテックカルチャーメディア『WIRED』日本版が、経済活動を通じて人々のつながり、社会、生態系、経済システムを再生する企業や団体を「THE REGENERATIVE COMPANY(リジェネラティブ・カンパニー)」と定義づけ、持続可能を目指した「サステナブル」を超え、自然環境が本来もつ生成力を取り戻すことで再生につなげていく「リジェネラティブ」を実践する次世代カンパニーを表彰するアワード「THE REGENERATIVE COMPANY AWARD(リジェネラティブ・カンパニー・アワード)」を始動しました。

本アワード初開催となる今回、総勢40名のアドバイザーによる推薦のもと、8つのリジェネラティブ・カンパニーが決定、うち株式会社Retocos(佐賀県唐津市)も受賞カンパニーとして選ばれました。

今後、WIRED.jpにて各カンパニーへのインタビュー記事が配信予定とのことで、掲載がとても楽しみです。



Retocosについて
同社代表の三田さんが、一般社団法人ジャパン・コスメティックセンターでの勤務をきっかけに、漁業の衰退や人口減少等、離島が抱える様々な課題に直面。課題解決にむけて、令和2年7月に特定非営利活動法人リトコスを立ち上げ、さらに令和3年12月に株式会社Retocosを設立されました。
その後、離島における持続可能な経済活動の実現と自然との共生を目指し、天然由来のコスメ原料を用いた化粧品等の企画提案や原料供給などに取り組まれてきました。大手コスメブランドやアパレルブランド等へ幅広く原料を供給する傍ら、エシカルツーリズム(コスメづくり等ができる観光客にむけた体験プログラム)に取り組み、島の関係人口を増やすことで、人と自然が共生する地域づくりモデルの構築に挑まれています。

選出理由
・ いままで見過ごされていた地域資源の魅力を再解釈し発信するとともに、企業に向けては資源利用による商品開発のコンサルティングを実施している
・ 化粧品の販売によって調達した資金を、耕作放棄地の再利用に充てることでリジェネラティブな循環を生み出す
・ 「エシカルツーリズム」のプログラムを展開することで、地域に負担のかからない観光のかたちを模索するとともに、化粧品のみに依存しない多元的な経済活性化のモデル構築を目指す


【参考】
受賞カンパニー
・ 株式会社ガルデリア(東京都)
・ 株式会社サザビーリーグ リトルリーグカンパニー(東京都)
・ 株式会社Sunda Technology Global(京都府)
・ ZEROCO株式会社(東京都)
・ 株式会社フェイガー(東京都)
・ 一般社団法人for Cities(東京都)
・ 株式会社/NPO法人リトコス(佐賀県)
・ 株式会社WiseVine(愛媛県)

リジェネラティブ・カンパニー・アワードウェブサイト
https://wired.jp/article/the-regenerative-company-award-2023
https://wired.jp/article/the-regenerative-company-award-2023-result/